そうだ
よくよく考えてみれば知らない顔しかない

?「あぁ、そうか。俺の名前は大島雷火。海竜の総長をしている」

うげっ
暴走族かよ・・・・
俺様って呼ぼ

雷「お前は?」

そんな事を考えていると俺様が喋りかけてきた
私は意味が分からないためこう返した

『は?なに言ってんの?』

雷「名前だよ名前。お前の名前‼︎」

は?
名前?
なんで教えなきゃなんないの?

いや
教えてもらったら教えるのがすじか・・

『雨樋美菜・・・・』

?「あー‼︎」

私が自己紹介すると誰かが叫んだ


?「あの子だよ!今日ホームルームからどこいるか分かんない雨樋さんって子!初めまして美菜っち!僕はね、尾身英二って言うの!よろしくね!」

うざっ
私は人と会話をしていると言う事実にむしずが走った

『あっそ』

私は出来るだけ関わりを持たないように素っ気なく答えた

私はコイツを女みたいな奴と呼ぶ事にした

それなのに女みたいな奴は私に笑顔を向けてきた

私はその笑顔を見ていられなくなり顔を背けた

ソイツが悲しそうな顔で見ていたと知らずに

?「オレは深山秋斗!英二とオレは海竜の幹部だ!よろしくな!」

うるさっ
声デカすぎでしょ・・・・

はぁ
スピーカーって呼ぼ

『へぇ』

?「僕は中井家久喜です。よろしくお願いしますニコッ」

うわっ
コイツ絶対腹黒だ

よし!
腹黒って呼ぼ!

ゾクッ
な、なんか黒いオーラが…

久「雨樋さん?ニコッ何か失礼な事考えてましたよね?」

ヒッ
怖っ!

『い、いや、別に』

私は思わず目を逸らした
久「ハァまぁいいでしょう、ですが気をつけてくださいね?」

『え?』

なんのことだろ…
私何かしたっけ?

久「考えてる事が顔にですぎですよ」

『え!』

マジかよ・・・・・・
私そんなわかりやすいんだ
気をつけよ

雷「ところで話戻すけど美菜はなんでこんなとこいんだよ」

なんでって・・・・・・
そんなの

『寝てた』