学校につくとくつを履き替え教室に向かった
教室に向かう途中の廊下はいつも以上にうるさかった

女1「ねぇねぇ今日転校生来るらしいよー」

あ〜だからこんなにうるさいんだ

女2「知ってる知ってる、しかも男子だって〜」

・・・・は?

女1「マジ⁉︎転校生来るの!しかも男子とかマジ神〜」  

こいつらはなにをいってるんだ?

男子が来るから最高?
最悪の間違いだろ!⁉︎

私は周りの考えが理解できない
だって男ってこの世の中で1番最悪な生き物だろ?

どうしてそういう考えになるのか理解できない

男1「なぁ、今日転校してくる奴らさー暴走族らしいよ!」

うわっ暴走族とか終わってる
関わりたくねー

男2「まじ⁉︎地獄じゃん!近づかないようにしよー」

男1「だよなー近づいたら殺されるかもしれねーもんなぁ」

族・・・か
あぶねー族なら潰さないと

そんな事を考えているうちに教室についた
ガラッ
ザワザワ

相変わらずうるさい教室だ
『・・・はよ』

と挨拶をすると

クみ「「「「「おはー」」」」」

とクラス全員で挨拶を返して来た
全員で声合わせるとかどんだけ仲良いんだよ

私の席は窓側で1番後だ
そこまで向かうと椅子に座りなる体勢に入った

ザワザワッザワザワッ
ガタッ

うっさいっ
こんなうるさいんじゃ寝れない

ハア
屋上行こ
カンッカンッカンッカンッ
屋上に向かう廊下は人通りが少ないから足音がよく響く
ガチャッ

『・・・いい風』

屋上に出ると涼しい風が吹いていてとても気持ちが良い
そのまま進んでいって前にあるフェンスに寄りかかった

疲れていたせいか、目を閉じるとすぐ眠りにつけた
            –美菜and–