あなたと時空を超えた約束を


「暁久様!お逢いしとうございました。私を一緒に連れて行って下さい暁久様」

「ああ。咲、約束を守れず先に逝ってしまいすまない」

「ええ。酷い人ですわ暁久様は。私を一人にしないで下さいませ」

「咲・・・幸せに出来ずに逝く事になった。真にすまない」

「ええ。私達来世では幸せになりましょう暁久様」

「来世?」

「ええ。生まれ変わって必ず暁久様を見つけて今度こそ幸せになるの」

「ふっそうだな。僕も必ず咲を見つけるよ。そして見つけたら一生離さない。君を愛し守ると約束する」

「ふふっ暁久様。その約束忘れたりしたらビンタ100叩きの刑を執行しますのでくれぐれもお忘れなきように」

「ああ。咲も僕の事忘れないように」

「お迎えが来たようですわ・・・暁久様愛していますわ・・・来世で待っていますね」

「ああ。来世で逢おう咲・・・僕も愛しているよ」

そして私は17年の生を終えた・・・。




「咲!!」

私の目の前には暁久様そっくりの少年がいた。
現代に戻って来たのね。

「暁久様思い出しましたわ」

「ふっやっと君に逢えた。現在(いま)の名前は?僕は月野暁(つきのあき)暁と書いて暁って読むんだ」

「私は西田咲樹(にしださき)よ。咲くに樹とかいて咲樹よ。暁君って呼んでいいかな?」

「暁でいいよ。僕も咲樹って呼んでいい?でも咲樹は字は違っても名前は変わってないんだな。驚いたよ」

「ふふっいいよ。私も驚いたわ。ところで暁は何歳なの?私は4月10日生まれで18歳になったばかりなの」

「えっ!僕も同じ誕生日で同じ歳だよ」

「えーっ!さすがにビックリした」

「やっぱり僕と咲樹は運命の人なんだよ。今度こそ幸せになるよ咲樹♪」

「うん。一緒に幸せになろうね暁♪」

暁・・・今度こそ幸せになろうね。
前世の私達の想いを叶えるために、あなたと一緒に幸せに・・・。


[完]