「おまえが“今ここでなにされてもいい”って言うならまたキスするけど、どーする?」 暁の視線がまた私と合って。 「……今は、やめとく」 私はそっと返して下を向いた。 暁が好き。 好きだから……キス以上のことだってしたいとは思う、けど。 心の準備がぜんぜんできてないし、それになによりここは一条組の家。 これ以上は本当にダメだ。 そーいうことをする場所くらいわきまえないと……。 「りょーかい。じゃ、着替えようぜ」 暁は笑うと私の手を引いて浴室を出た。