✧登場人物紹介✧

月影の飛竜(つきかげのひりゅう)
子どもの頃、実母からぞんざいに扱われ、肩身の狭い思いをしていたため、自ら右眼を失明した。ひょんなことから、時代を超えた光琉の面倒を見る事になった。厳しく優しい、実の兄で、賞金稼ぎ、戦請負人。弧砲(こほう)の使い手。光琉と同じく、霧一文字影光を持っている。武士の出身で、世情に詳しい。嘘つきなのがたまに傷。
夜空から星と共に降って来た光琉を助け、根気強く言葉と剣と弧砲を教えた。翼の名付け親。

特徴∶筋肉質で、スラッとしている。185cm。茶髪で、腰より少し上まである、長い髪を襟足の近くで1つに括っている。光琉を助けたお礼として、光琉から、左耳のイヤリングを貰った。光琉程ではないが、人見知り。50kg前後。14歳。

光琉(ひかる)
令和から来た4歳の女の子。2歳の頃に、両親を交通事故で亡くした。
 名刀・霧一文字影光の大小二刀を象ったネックレスとブレスレット、ピアス、指輪2個と着物一式、そして特注手袋を亡き母から、10歳の誕生日プレゼントとして、贈られたが、待ちきれず開けた。

 特徴:標準の4歳では、華奢で、小柄。130cm。体重は、30kg。人見知りが激しく、初対面の人とは、上手く喋れない。1人になるのを極端に恐れている。
茶髪で、ポニーテールがトレードマーク。両耳にイヤリングをしている。両腕には、それぞれ小さなアザがあり、男性・女性共に毛嫌いしている。それには、理由があって…?
 この時代での名前は、『星影の翼』。

星影の翼(ほしかげのつばさ)
光琉のもう1つの名前。戦請負人《いくさうけおいにん》。飛竜と同じく、弧砲の使い手。
右手の人差し指の指輪からは、麻紐(ロープ)が。中指の指輪からは、鋼の糸が出るという仕組みになっている。飛竜から、言葉と弧砲と剣の使い方を習った。『星影の翼』は、飛竜が付けた。

疾風の彦佐(かぜのひこざ)
雑賀出身。赤ん坊の頃に小舟のまま七星剣と共に流され、雑賀の、大道寺家に養子ヘ入り、4年間育てられ、戦請負人として、本当の両親を探している。旋風四人衆のリーダー。10歳。145cm。45kg。

ムササビの小源太(むささびのこげんた)
農家の出。7~8歳の頃、生まれ育った村が、山賊に襲われたが、運よく1人生き残った。
その後は、“山城義賊(やましろぎぞく)”の頭目として活躍していたが、解散した。その後は、3人と一緒に戦請負人をしている。槍の使い手。

 筋肉質で、大柄。光琉と仲良くなるために一緒に、料理をする。179cm。70kg。飛竜と同じ14歳。