「うー…」
見たい。
でも、見たくない。
見たい。
でも、こわい。
思いきっていこうか。
いや、まだダメ。
もうそろそろ?
いや、まだまだ。
でも。今しかない、って。
和葉が一緒にいてくれる今がチャンスだって、わかってる。
でも……。
「あーっ!もうっ!さっさと見ればいいでしょーっ!」
「ぎゃぁぁぁぁ」
……見てしまった。
目を覆い隠すどころか、指と指の間を思いっきり開いて。
隙間なんて呼ぶことも許されないんじゃないか、ってぐらいの開き具合い。
「ひどくない?ねぇ、ひどくない?」
体じゅうの血管が痙攣したみたい。
ドクドク、って。
ビリビリビリ、って言ったほうが正しいかも。
「ひどくない?とか言いながら、思いっきり見てるじゃない」
えぇ、見てますとも。
見てしまいましたとも。
それでもって、ショックを受けました。
「……やっぱ、かわいい」



