私が鮮明に覚えている幼稚園より前の記憶。3歳くらいの時、当時はよく週末に大好きな自然の多い田舎に家族で帰っていました。そこで、まだ私は帰りたくないって言って泣いたのを覚えています。

そして、祖母に、また来れるから帰りなさいといわてしまいました。
でも、何とかいさせてもらおうと、親の元に抱きつきに行くと、「じゃあ今日だけ泊まって、明日帰ろうか。」と言ってくれました。

その言葉を信じたのと泣き疲れたので、つい寝てしまったのが失敗。
目が覚めたら家の付近を車が走っていました…
田舎に泊まりたかったと再び泣くけれども、そんなこと今度は相手にもしてくれません。寝なければよかった…
その後、親たちは家に着くと競馬を見つつ何事もなかったかのように家を満喫しています。

子どもながらに、つい親の言葉を信じてしまったから、寝てしまったから…何度も考え後悔しました。

後から考えるとサングラスをかけて車に荷物を積み込みながら、今日は帰るのやめて泊まろう、なんて嘘に決まってます。でも子どもながらにその言葉を信じたかった…
家族の言葉は信じていいんだって思いたかった。だから私も心を許して寝てしまったのかもしれません。
今もし過去に戻れるなら、家族や大人、人間に隙を見せないこと、絶対に言葉を信じないことを言い聞かせますがもう遅いです。

今でも思います。あの時のショックがずっと思い出されるのだから、戻れるなら、その言葉を信じるなと言ってあげたい。