「俺、彼女が出来たんだ。って。」 横に居てくれるツキトの顔が、見られない。 「あたしねー、すっごく緊張して、でもすっごく想いを込めて言ったの。好きだって。あの人が彼女を忘れられるまで、待っていよう。って。」 待っている時間はさー、むちゃくちゃしあわせで。だってやっと、想い続けた願いが叶うんだもん。これでやっと、あたしを見てくれるんだ。って。 でもねー、フタを開けてみたら、もうすでに彼女がいるって。今までのあたしに対する言葉や行動はなんだんたんだろーって。 .