ゆらゆらと光る浅葱色の淡い光を私は追いかけた

光がどんどんはっきりしてくる

私が光に一歩踏み出した途端 浅葱色の光は桜色の強い光に変わっていった

次第に柔らかい風に包まれ 気を失ってしまった

肌寒くて目を覚ますと そこはとんでもない所だった

辺りを見回しても360度何も無い

不安になり少し歩いてみると 大きな桜の木を見つけた

そこには私物があった