颯真君のバイク「風雷」はぐちゃぐちゃだし 颯真君はぐったりしていた

血が彼を染めているみたいだった

私の意識は朦朧としていた

死ぬ瞬間は自分が一番理解している

(もう死ぬんだ…皆と離れちゃうな…)

私は一筋の涙を流し 導かれるように光の方へ進んだ