更新中〜時渡りの少女と浅葱色の仲間達〜

原「まぁ秘密ってほどでもねえが、こんな思いをしてる奴らは少なくはないんだ。家族を失っている奴らもいる。そいつらのほうがよっぽど苦しいだろうな…。」

原田さんは 優しい瞳で天井を見上げた

まるで空にいる天使《ひと》が見えているかのように 薄っすらと優しい笑みを浮かべていた

沖「そんな重たい話はおしまいにしましょう。陽翔、お団子一つください。」

私はヒョイッと避ける

そのままお団子を持って逃げた

これは渡す訳にはいかない

沖「えっ、待ってくださいよぉ〜。」