更新中〜時渡りの少女と浅葱色の仲間達〜

陽「当たり前です。でも僕は厳しいとは思っていません」

永倉さんが深くため息をつく

永「聞いてくれねぇか?今頃だが、何で脱藩の道を進んだのか、自分達の方向がわかんなくなってんだ。」

方向って人生の方向かな?

陽「僕にはよく分かりませんけど、自分が心に決めてやってきた努力は、大きく遠回りしてでも叶えるのが『達成』と言う道に繋がるのではないでしょうか?」

陽「きっと親御さんも、自分の決めた志を大切にしてほしかったんですよ。そうでなければ、脱藩なんてさせてくれませんよ」

わかってたんだよ…