あの瞬間キミに恋した

☆櫂斗視点☆

紗羅と付き合い始めて1年が経った。

今俺は毎日がすごく幸せだ。

でも時々不安になることもある。

紗羅は半年前くらいから男に急に人気が出たからだ!


最近可愛くなったとか、最近綺麗になったとか
背が小さくて可愛いだのとか男供が言ってたのを聞いた。


っうか、最近可愛くなったんじゃあねぇ・・・。
紗羅は元々可愛いんだよ。馬鹿かおまえらは!
今頃紗羅の魅力に気付いたって遅い。


俺がいる限り、紗羅は誰にも渡さないからな!

今日は始業式。

俺と紗羅は今日から3年になる。

そろそろ進路決めなきゃだよな。

ああ早く紗羅に会いたい。

紗羅に会いたい一身で俺は早起きをして紗羅の家へ向かう。


そして待つこと15分・・・・「櫂斗おはよっ!!」愛しい紗羅の声が聞こえて振り向くと、紗羅の笑顔に心臓がドキドキした。


「遅いぞ紗羅!!俺は15分も待ったんだぞ!」とちょっと紗羅を睨んで見た。


すると紗羅は「そんなに怒らなくたっていいじゃん。新学期の始まりなんだし、ねっ櫂斗!」とウインクをしてきた。


紗羅・・・ウインクはダメなんじゃないか?
って言うか俺以外の男の前では絶対にダメだ!
ウインクした紗羅可愛過ぎてヤバイ。


しかも照れるし。


俺は照れ隠しで「まぁそうだな、新学期に命じて許してやるよ」と紗羅に言った。

っうか俺何様なんだよ?
でも俺は相変わらず、紗羅の前だとこんなことを言ってしまう。


もっと素直になれたらいいのにな・・・・。


そう思ってると紗羅が「ふんっ!!そんな意地悪な櫂斗嫌いだもん!」と言い出した。


俺のことが嫌いだって?

嘘だろ?

俺、今ものすごおくヘコんだ。

マジじゃないよな?


俺は内心ドキドキしながら紗羅に言った。「へぇぇ~~~本当に俺の事嫌いなら、別れようか?」


あああ~~~!
また俺は余計な事言っちまった。
こんなこと言って紗羅が別れるって言ったらどうすんだよ?


そして紗羅は「櫂斗の意地悪、別れる訳ないじゃない!!!大好きなのに」と言う言葉に俺はホッとした。


でもよかった。
紗羅に嫌われてなくて。


紗羅に嫌いだって言われたら俺はどうなるんだろうか?

たぶん、いやかなり落ち込むな。