あの瞬間キミに恋した

「おい・・・紗羅!!!」

ん?なによ・・・うるさいなぁ・・・。

「紗羅!遅刻するぞ」

はっ・・・!!時計を見ると7時40分・・・。

「櫂斗・・・もうちょっと早く起こしてよ!」

「何回も起こしただろうが!お前が起きなかっただけだろ?」

うっ、どこかで聞いたセリフだ。そう・・・入学式の朝にお母さんに言われたんだ。

「うっ・・・ごめん」

「ほら早く制服に着替えろよ」と私の制服を渡してくれる櫂斗。

櫂斗は優しいね。

「うん、着替えるから出て行ってよね」

「わかってるって!早くしろよ!」

「うん」

そして急いで制服に着替えた。

今日はもちろん朝食抜きだ。食べる時間ないしね。あはは。

「紗羅早く乗れよ。マジで遅刻する!」と自転車に乗るように(うなが)す櫂斗。

「え?いいの?」

「いいから早くしろ!」

「は~い」

ヤッター!今日も櫂斗の後に乗れるんだ。すっごく嬉しい!

そして私達は急いで学校に向かった。

そして学校に着いた。

「やっと着いたね。間に合ってよかったぁ。櫂斗大丈夫?」

「ハアッハアッハアッ、紗羅お前重すぎ・・・ダイエットしろよ!」

ムカッ!

「重いってレディに向かって言う言葉じゃないでしょ!!!」

「プッ・・・紗羅がレディだって?お前はレディじゃなくて、ただのガキだよ。はははっ」

ムッカー!

「ガキじゃないもん。そんなに重いなら、後に乗せてくんなくていいから!」と櫂斗を置いて足早に教室に行った。

「くそっ!紗羅のヤツ」

そして教室に入った。

「マリおはよ~」

「紗羅どうしたの?なにかあった?」

「ううん、ちょっと櫂斗とケンカしただけ」

「また?まぁそうじゃないかと思ったけどね。早く仲直りしなさいよ」

「うん、わかってる」

はぁぁ。また、くだらない事でケンカしちゃったよ。

私って進歩してないよね。後で櫂斗に謝らなくちゃ。

「そうだ、マリ昼休みに紹介したい人がいるんだけど?」

「ん?誰?紗羅の知り合い?」

「うん」

「そっか。うん、わかった」

「ありがとうマリ」

「なにお礼言っちゃってんの?変な紗羅~」

薫に頼まれてた件をマリに言った私。

ふぅ、でもよかった。マリに断られたら薫に恨まれるところだよ。

そして私は薫にLISAをした。

『さっきマリに紹介したい人がいるって言ってみたら、会うのOKしてくれたぜぃ(o^^o)昼休みに裏庭に来てちょ~~~♪♪』


これでよしと・・・。

ブブブブブ~~とスマホが震えた。

見てみると薫からのLISAだった。

『紗羅サンキュ。それにしてもお前、アホみたいなLISAしてくんなよな!まともなLISAしろよ!』

この野郎LISAで反撃してきやがったなぁ!

そして私は薫に

『ふふふ薫君・・・そんなこと言っていいのかなぁ?マリ紹介してやんないよ?いいの?』と返事した。

そして薫から返事が来た。