あの瞬間キミに恋した

そして、家の近くまで来た所で、急に誰かに呼ばれた私。

「紗羅~~櫂斗君~~」

うっ!やっぱり、お母さんだ。

「お母さん、どうしてここに?」

「そろそろ紗羅と櫂斗君が帰ってくる頃だと思って、待ってたの」

は?待つ必要ないと思うよ?お母さん。
な・・・なんか、イヤ~な予感が。

「おばさんこんにちわ」

「櫂斗君、いつもありがとう。これからも紗羅をよろしくね」とお母さんはウインクをしながら言った。

おいおい!!いい歳してウインクはないでしょ。

「はい、まかせて下さい」と笑顔で言う櫂斗。

お~い!!櫂斗!!なに言っちゃってんのよ。
不覚にも・・・少し嬉しいと思っちゃったじゃんか。

「そうだ櫂斗君、うちで夕ご飯食べない?今日はりさちゃんいなくて、櫂斗君1人でしょ?」

りさちゃんって言うのは、櫂斗のお母さんの事なの。

「はい、じゃあお言葉に甘えます」

「うふふっ、嬉しいわぁ。櫂斗君がうちに来るなんて久しぶりだものね」

そうして、櫂斗と一緒に夕ご飯を食べる事になった。
そして、家に到着。

「ただいま~」

「さぁ櫂斗君入って入って」

「おじゃましま~す」

「今日の夕ご飯はね、カレーライスで~す」

「カレーライス♪ヤッター!!!」と叫ぶ私。

そう、私はカレーライスが大好きなんだ。

「今から作るから、楽しみにしててね~」

「は~い」と私は元気よく返事をした。

「紗羅、カレーがそんなに嬉しいのか?子供だな」

「うん、悪い?大好きなんだから」と頬をふくらませながら櫂斗に言った。

「それじゃあ、私自分の部屋に戻るから カレー出来たら呼んでね!お母さん」

「うふふ、わかってるわよ」

自分の部屋に到着~~~。
あ~、やっぱり自分の部屋は1番落ち着く~~~。
そして、ベッドでくつろいでいると、誰かに話しかけられた。

「おっ、結構片付いてるんだな。」

振り返ると、櫂斗だった・・・。

「ちょ、ちょっと・・・櫂斗勝手に私の部屋入って来ないでよ」

「おばさんが、紗羅の部屋でくつろいでて~~って言ってたから、来てやったんだよ」と、またもや ニヤリと笑って言った。