中一の春、一人の女の子に一目惚れした、、、

「キーンコーンカーンコーン」
初めて聞く学校のチャイムが聞こえる

「そろそろ1時間目始まるなぁー」
僕の小学校からの友達がだるそうに言う。

「そうだね〜。自己紹介どうしようか?」
そう言っていると

新しい担任の先生、井上(いのうえ)先生が来た

じゃあみんな自己紹介してもらうぞ〜。

そう言って、一人一人自己紹介していく。

その中で一人、僕の目には輝いて見える子が居た。

その子は特別美人という訳でもない、だが僕には何か特別に見えた。

その子は琴美(ことみ)と言う子だった。

僕はその子に一目惚れしたのだと、直ぐに気づいた。

その後は話しかけるかうずうずしてる間に時間が経ってしまい、気づいたら下校時間になっていた。

「はぁ〜」なんて、度胸が無いんだ、と自分でもガッカリする

家に帰ってみると、直ぐにクラスLINEが作られてた。

その中から琴美のLINEをGETすれば良い思っていても、なかなか勇気が出ずに1時間ほど部屋でうろうろしていた。

やっと決心が着いた僕は、ついにLINEを追加した。

それだけでも心臓が飛び出そうだった。

しかしそれが今の彼女との出会いの始まりだった。