「ねえー、さくら」



私の手をギュッと握る先生に

胸きゅんが止まりません。


夢の中の先生、

可愛すぎるううう...!


「さ...さとる...」


恥ずかしくて、

嬉しくて、

思わず俯く私に、


そっと、

先生は私のほっぺにキスをした。


「...へ?」


「可愛い、咲良。」



え!?


ちょっと待って

いま

いま...

キス...された!?


ほっぺただけど。


二度とほっぺた洗いません。


「驚きすぎだって〜今日なんか変だよ?」


私の目の前にいる人は、

ほんとに紫音悟先生なのでしょうか?