ってえぇ〜!!



よく見ると小さな人型だった、精霊見たい...




『ん〜精霊もいるけど僕は精霊より上位の存在で風の天使だよっ!』




「か、かじぇのてんしっ...??」



まだ2歳だから滑舌が回っていない。



『そうそう!妖精→精霊→精霊王→天使→神様の序列で僕は上から2番目!』




白い布1枚で体全体を覆っていて青色の髪が光沢を帯び、この世ならざるものの空気を纏っていた。



「しょ、しょれじぁーしゅごいんだねっ」




『リズナリアは可愛いなぁ〜それと僕の名前はシルフィードだよっ!でもリズナリアに比べたら僕なんてちっぽけな存在だよっ!』




シルフィード...私に比べたらちっぽけな存在??




明らかに私より上位の存在の種にそう言われた。




『そうだよそうだよっ!リズナリアは特別な存在!他の人間も精霊が見える人はいるけど精霊王から上の上位種はカルセリオンの名を持つ人だけだからねっ!』




天使のシルフィードは歩きながら様々な事を私に教えてくれた。