雪のように真っ白な心を情熱の赤に染めて~強引なイケメン過ぎる御曹司は甘くて熱い愛を注ぐ~

『あっ、僕の過去のことなんか聞かせてごめんね。つまらないよね』


店長は笑ってそう言った。


『いえ、そんなことありません。私が余計なこと聞いたから…ごめんなさい』


『謝らないで。ねえ、夢芽ちゃん。そんな僕だけどね、今はすごく幸せなんだよ』


その優しい顔が私の心をキュンとさせる。


『そ、そうなんですか?』


うなづく店長。


『好きな人に会えばドキドキして、一緒にいると嬉しくて、笑顔を見るだけで幸せだって…そんな風に思える相手にやっと巡り会えて。だから今は幸せなんだ』


そっか、そうだよね。


だから私にプレゼントを選んで欲しかったんだ。


やっぱり…想ってる人がいたんだね。


『慶太さんの好きな人は、きっと素敵な人なんでしょうね』


こんなイケメンが好きになる人だもん、ものすごく美人なんだろうな。


『とても。すごく可愛いよ。たまらなく愛しい人。今すぐにでも抱きしめたい』


『そんなにも…』


『ああ、そうだよ。今、僕の目の前にいる君を…抱きしめたい』