雪のように真っ白な心を情熱の赤に染めて~強引なイケメン過ぎる御曹司は甘くて熱い愛を注ぐ~

恥ずかしい…でも仕方ないよ。


あんまり贅沢出来ない身だから。


貯金はほんの少しはあるけど、やっぱり、バイトなんだもんね。


お店の人に案内され、私達は個室に入った。


『すみません、本当に。私、こんな立派なお店だって知らなくて。行きたいなんて厚かましく言ってしまって…』


速水店長がどれくらいお金持ちなのかは知らない。


浪費家ではなさそうだし、貯金とかたくさんしてそうなイメージはあるけど…どうなんだろ?


って、いやらしい詮索はしちゃダメだよね。


『僕が夢芽ちゃんを誘ったんだからご馳走するのは当たり前だよ。それに僕もいい大人だから、そこそこの蓄えはあるし…気にしないで。普段こんな風に使うことがあまり無いから、今日は夢芽ちゃんといろいろ楽しめて嬉しいよ』


『こちらこそ…嬉しいです。彼女でもないのにすみません』


『…』


『慶太さん?』