雪のように真っ白な心を情熱の赤に染めて~強引なイケメン過ぎる御曹司は甘くて熱い愛を注ぐ~

こんなにお話しする人なんだとか、いろいろ知識があって勉強になるとか。


頭がいいんだなってすごく思えた。


『夢芽ちゃん、タイ料理は大丈夫?』


ふいに店長が言った。


『あ、はい。たまに友達と食べに行きます。タイカレーとかトムヤムクンとか大好きです』


『本当に?なら良かった。とても美味しいお店があるから行ってみない?』


『はい、ぜひ』


久しぶりのタイ料理、すごくワクワクするし楽しみだ。


速水店長が案内してくれたのは、ちょっと高級そうなタイ料理店だった。


店構えが立派で、それだけで高いんだろうなってわかる。


『あの、すみません。こんな素敵なお店、嬉しいんですけど…』


『ん?辛いのは苦手かな?』


『あ、いえ…その…』


自分のお財布の中身が心配だなんて言えない。


『あ、ごめん。もちろんご馳走するから安心して。さあ、入ろう』


『あっ、すみません…』