雪のように真っ白な心を情熱の赤に染めて~強引なイケメン過ぎる御曹司は甘くて熱い愛を注ぐ~

『彼女はいない。家族と過ごす程子どもじゃない。友達はみんな彼女と過ごす。俺は暇なんだ。だから夢芽を誘ってる』


ひ、暇!?


暇だから私を誘うの?


って、それはそれでちょっと失礼じゃない?


でも…


律君、本当に彼女いないんだ。


ちょっと信じられないけど…


何だか律君に振り回されてる気がするな。


『私は、ルームシェアして一緒に住んでる3人と鍋パーティする予定だから。全然暇じゃないの。律君だったら誰を誘っても付き合ってくれるだろうから、他の人にして』


って、ちょっと言い方冷たかったかな。


『友達は大事だと思う。でも俺も暇だから。そっちが終わってからでもいい』


終わってからって…


『む、無理だよ、夜中になっちゃうし。そんなに暇ならお店の女の子に声かけてみたら?みんな喜ぶよ』


律君は黙り込んだ。


そして、お皿に少しだけ残ったパスタを全部食べてから、


『また誘うから』


そう言って、笑った。