甘いキスをわたしに堕として。


【幹部室】



あれからとくに変わった様子はなく、みんなは定位置に座っている。



ただ…相変わらず類くんはわたしが気に入らないみたいで、1番遠いところに座っている。



やっぱり嫌われてる…か。



そんなに期待はしてなかったけれど、ここまで執念深いとさすがに落ち込む。



「で、なんでまた来てんの?此処にくることがどんなに恐ろしいことか分かって来てるわけ?」



っ何も言えなかった。


だって、ほんとにその通りだから。



勝手にきて、
勝手に助けられて、

そんなのはもう2度目だから。



「あ、あたしのせいなんです」