甘いキスをわたしに堕として。

髪の毛を引っ張られ、
ビンタはされ、
乱暴に扱わられ、



こんなの散々だと思った。



「おら!いい加減離せよ!!」



嫌だ!
ぜっったい離さない。



もうなにも失いたくないから…!



男がわたし目がけて拳を振り下ろそうとしたとき_



ドガッ!


「ぐはっ…」


鈍い音と共に、男が吹き飛んだ。




ー…夢かとおもった。




まさに〝あのとき〟と同じ。