甘いキスをわたしに堕として。

ー…この男の瞳は本気だ。



警告アラームが頭の中で鳴り響くけど、ここで下手に動いたらわたしはもちろん、葵まで巻き込んでしまう。



…お願い、誰かきて!!



「おぉ〜ビビってんねぇ。俺、その顔大好物」



わたしの耳元でそう呟く行為ですら気持ち悪い。



「お、今日は1人じゃねぇんだ。…俺はこの女に話があるからよぉ、お前らはあっちの女好きにやれよ」



そう言ってわたしから葵を引き離そうとするけど、わたしはそれを断じて譲らない。



「葵っダメだよ、手放しちゃ!」


「っっうん」