甘いキスをわたしに堕として。

しばらくウロウロとしていると_



「あ!見つけた!あの奥のお店そうじゃない?」



ビシっと葵が指差した先には、たしかに【ROSE】という看板が立っているお店がある。


へぇ、こんなところにあるんだ。



いかにもこの街の雰囲気に似つかないというか、浮いているというか…そんな感じだった。



カランカラン


お店の扉を開けると、中は広々としていて、外装と似た感じの内装だった。



「いらっしゃいませ」



ピシッとホールの制服をまとい、爽やかな男性が席まで案内してくれた。



「やっば…!さっきの人ちょーカッコよかった!」


葵は葵で、はじめての場所ということもありテンションがあがりまくっている。