甘いキスをわたしに堕として。

多分だけど…


この2人がいなかったらわたしは立ち直れていなかったのかもしれない。




とにかく、この2人はわたしにとって大切な人たちってこと!



「はぁ〜…また邪魔が入った!ほんっと空気読めないな〜」



「はぁ?お前こそ、ちょっとは藍離れした方がいいんじゃない?」



「うわー出た。あんただって藍過保護病じゃないの!」




なんて、いつものように口喧嘩をするのはもう見慣れた光景。



だけど、わたしからみて2人ってすっごくお似合いだと思うの。



なんでも自由に話せる者同士だから。



 
 
わたしは…この2人にはあの日のことは言えてない。


ー…放課後、「カラオケに行こう」と誘ってくれた葵とゆーくんの誘いを断って、【囚われの街】に行ったこと。