甘いキスをわたしに堕として。

「ね、朱里」


「ん?」


「朱里って何歳なの?」


今更だと思うけど、気になっちゃう。



「18だけど。藍は?」


えええっ18?!

なんだ、そんなに変わらないじゃん。



てっきり大人っぽいからもっと上かと思ってた、、。



「わたしは17!1個差なんだね。じゃあ…先輩?かな?」



「ぷっ…いきなり後輩面かよ。仕方ねぇなぁ…手取り足取り教えてやろっか?」



覗き込むように顔を近づけてくる。


艶っぽい黒い瞳が私を捕らえ、逃さない。