甘いキスをわたしに堕として。


「…類くんが言ってたことなんだけど。わたし、何かしたのかな?」



だって、何もなかったら私をあんなに毛嫌う必要はないと思うし、あんなこと冗談でも言うはずがないから。



なにかあったから、言うんだよね?



「いや、藍ちゃんは何も関係ないよ。類の勝手な勘違いっていうか、そんなところ。本当は良いやつだから大目にみてやって」



「うん…」



モヤモヤと気持ちが晴れないけど、これ以上考えても意味ないと思い、何もなかったようにそのあとは振る舞った。




「もう23時か。藍、俺の部屋貸すから付いて来い」


「えっいいの?」



「ああ。散らかってるかもだけど」