甘いキスをわたしに堕として。


そんなとき、父が朱里めがけて走り出した。



あ!
そうだ…!!


唯一の方法がある。


成功するかは分からないけど…やるしかない。



じゃないとみんなが危ないから!



咄嗟に思いついた方法。



撃たれる…!という瞬間を狙って、祖父の懐に潜り込み銃を掴んで父の方へ銃口を向ける。



「…っぐふ」


両手は塞がっててカッコいいことはできないけど、脚を使ってクリーンヒット。



祖父はその場にうずくまった。



「朱里ー!!危ないっ」



パン_!!


銃弾は父の持っているナイフに直撃し、地面に落ちる。



その衝撃で崩れ落ちる父。