甘いキスをわたしに堕として。

なんだかちょっとだけスッキリした面持ちの美玲さん。


私の正面にあるソファに腰をかける。



「…ごめんなさい、本当に」


私の右足首に巻いてある包帯をみながら言った。



「頭も3針縫ったってきいて、とんでもないことしちゃったんだって…」



涙がポロっと美玲の頬を伝う。


たぶん、きっとこの人はもう大丈夫。



そんな気がした。



「ごめんなさい」と深く頭を下げる美玲さんに声をかける。



「頭あげてください」