甘いキスをわたしに堕として。

「下手くそ。ったくしょーがねぇから俺が運ぶ」


え?と思った瞬間に、ふわっと身体が宙に浮く。


正解は_お姫様抱っこ。



「な?こっちの方が早いだろ」


至近距離。


「う、うん」


ちょっと近づいただけでもドキドキする心臓。



そのまま後部座席に座らされ、隣に朱里。



運転手は朱里の「使い」の人らしくて高齢のおじさんだった。



朱里のお家といいプラネタリウムの貸し切り…それに使いって、、ほんとに何者?



まだ私の知らない朱里がいる気がした。