甘いキスをわたしに堕として。


ーわぁ。
す、すごい。



入ってみて朱里の言った言葉が納得できた。



頭がカラフル……
たしかに、、、。



辺りをみれば赤、黄、青、緑…とさまざまな色の髪型をしている人ばかり。


春夏秋冬すべての季節の色がここで揃っていそうなほど。



「あ、朱里さーん!もう戻られたんですね…って…え、その女性は?」



朱里の後ろにそそくさと隠れているわたしに気づいた、赤髪の男の子。


あっ…バレちゃった。



えと、、これは挨拶するべき??



「拾った。上に奏多たちいるよな?」