甘いキスをわたしに堕として。

「美玲さん…」



「ごめんね?待ち伏せしてて。ちょっと話があってさ。街のカフェでお茶しない?」



ニッコリ笑顔。

通りすがる人たちが美玲さんをみて、二度見しているのが分かる。



なんの話かは分からないけど…
待っててくれたなら行くべきだよね。



こんな寒い中わざわざ来てくれたんだもん。



そこまで常識ないわけではないから、ついていくことに。



カランカラン


私と葵が来たぶりだった。



やっぱりオシャレで、あのときに壊れた物などは全部なおっていた。