甘いキスをわたしに堕として。



本当は帰るつもりでいたけど、とっくに夜で、しかも明日は学校が休みだから泊まっていくことにした。




ガチャ_




「…朱里?寝てる、よね」



部屋のベットでスヤスヤと寝ている朱里。



その寝顔はやっぱり可愛いくて、幼さまで残っている。




「大変だったね、お疲れ様」




朱里の、柔らかくてサラサラな髪の毛をそっと撫でる。




「ん、…れ、い?」



わたしの手をそっと取り、ちゅっとキスを落とす。