「駄々こねてる小学生みたいだよ?」



「は?うるさ。…またそのワガママな口塞いでい?」



っっっそれはもうダメ!


酸欠になって倒れちゃうよ。



慌てて口を手で覆って、ダメアピール。




「く…ほんと面白いわ、お前」



「いつも俺の想像を超えてくる」と付け足す。




「また近いうち来いよ。待ってるから」



門の前まで送ってくれた朱里。



「うん!絶対いくから。じゃあまたね…っ」




それだけ言って駅の方へ足をすすめようとしたとき…