「悪りぃ、藍があんまりにもかわいーから止まんなかった」



ケロっと涼しい顔して何言ってんの!



でも、、
慣れてたなぁ。



きっといろんな女の子と経験してきたんだろうと思うと、ズキっと胸が痛くなった。



「あー…まじ帰したくないんだけど」




ふと、頭に重みが乗る。



朱里がわたしの頭に顔を乗っけていて、
まるで後ろから抱きしめているかのよう。




「このまま泊まってく?」



「あした学校だもん」



「わかーってるっつうの。はぁ、しんどい」




なんなのさっきから!