甘いキスをわたしに堕として。

あの後倉庫に戻り、いつもと雰囲気が違う私たちに気づいた優樹くんが「2人もしかして…?」なんてこというから、もう大惨事だったっけ。



律は椅子から転げ落ち、
奏多くんは飲んでいた飲み物をこぼしそうになってて…


類くんはよくわからないけど、ちょっとは動揺してた気もする、、、。



葵は最初から知っていたから「おめでとう」って誰よりも喜んでくれてたなぁ。



ゆーくんは…あまり表情はみえなかった。





「あ〜そろそろあーちゃん帰っちゃう」



時計をみるともう17時半で、外は薄暗い。




「藍、乗ってくか?」


たぶん、バイクのこと。



「うん…乗っていこうかな」