甘いキスをわたしに堕として。

思った以上に静まり返ったものだから、逆にこっちがビビっちゃう。



「え。いや、別に普通の高校生だけど」


あ、そっか。
そうだよね。


さすがにわたしの勘違い。


「あー俺があの街について詳しいって?そりゃ、兄貴があの街の住民だから詳しいわ」



え…
待って、いまなんて言った?




【俺の兄貴があの街の住民】




「ええぇ!?」

わたしと葵、2人合わせて勢揃い。



え、ちょ、うそ!?


1回落ち着こう。


すぅーはーと深呼吸。