甘いキスをわたしに堕として。

〝いつでも待ってる〟


この言葉は、わたしを期待させるには十分な言葉だった。








「ここまで送ってくれてありがとう」



わたしと葵は奏多くんの車で門まで送ってもらった。



「気をつけて帰れよ」



「うん。じゃあまたね、朱里」



軽く手を振ってバイバイした。



あの後、葵は妙に静かだった。


まぁあんなことがあったんだもん。



そりゃ怖かったよね。