8つの怖い話

「そうなんだ? 全然見えない!」


セナは驚いて声をあげる。


家具はどれもアンティークで、ピカピカと輝いている。


「買った後に自分で加工したんよ。DIYってやつ。その動画も上げてるから、見てみてね」


ちゃっかり宣伝している瑠璃子だけれど、セナは本当に感激してしまって「もちろん!」と、頷いた。


「もしかして、リアルチューバーになりたいとか思ってる?」


不意に真剣な表情になる瑠璃子。


「ううん。そうじゃなくてね、でも、友達がリアルチューバーの動画を見せてきてね」


話ながら目の前の瑠璃子が首をかしげる。


一気に説明しようとしたせいで、要領をえない文章になってしまった。


セナはカップをテーブルにおいて居住まいを正し、ここへ来た経緯を説明した。


「なるほど、都市伝説を試してるんだね。それで私のところへ来たと」