家に帰ってきた。
「お疲れ様。大丈夫?なんか、勝手に進めてるけど、大丈夫?」
「はい。」
「嫌だったら、言ってね。」
「嫌じゃないです。渚さんの役に立てるなら、何でもします。」
胸がキュンとした。

「とりあえず、ゆっくり休んでね。」
「おやすみなさい。」
「おやすみ。」

『私、キュンとするとかダメダメ。プロデュースしてるんだから。』
気を取り直した。