「……」 逃げ出したのは俺、だ。 「カードも、とても嬉しくって。だからどうしてももう一度及川さんにお会いしたくって。いつか、会社の封筒を持っていらっしゃいましたよね?」 だから、来ちゃいました…。 「……。」 それって言うのは…。 「及川さん。あたしと、つ……、」 言いかけた珠利ちゃんの言葉を遮って、 「付き合ってください!!」 叫んでいた俺。