冷静になって考えれば、とてつもなく姑息な作戦に思えて、頭を抱える。 でももう、想いは伝えてしまったのだ。今更、後戻りなんて出来やしない。 悩んでたって仕方がないのだ。 優柔不断なのも、意気地がないのも、雑貨屋の女の子にそそのかされるのも、全部俺自身なのだから。 いい奴のふりしたって、ロマンティックを気取ってみたって、俺は変わらないんだ。 俺は俺だ。 そう考えると、なんだかすっきりだ。 これが俺だ。俺を珠利ちゃんに、見てもらおう。