俺からゆっくり離れた珠利ちゃんは、 「もう。たかさんったら、しょっぱいよ。」 笑いながら、俺の涙やら鼻水を拭いてくれた。 こんな道路のはじっこで、辺りには何にもないところだけれど、きっと大切なのは綺麗な景色でも、甘いシチュエーションでもなくて。 今のこの、素直な気持ちなんじゃないだろうか? 涙と鼻水でぐしゃぐしゃのプロポーズだって、構うもんか!! 意を決して、珠利ちゃんに向き合った。