珈琲と花の香りの君




そんな時たまの信仰心じゃ、やっぱり神様は聞いちゃくれないらしい(そりゃそうだ)



背伸びをして、俺の髪を拭いてくれていた珠利ちゃんが、突如バランスを崩して体を揺らした。




「!あぶないっ…!!」


腕を伸ばしてとっさに珠利ちゃんを抱き抱えるようにして玄関に重なって倒れた。



「大丈夫?!」



せめて俺が下になろうと、反射で体を丸めたおかげか珠利ちゃんにケガはないようで、ひと安心だ。


だがまたまた問題が発生中ですよ…。