珈琲と花の香りの君




どういうつもりだって…?ペアリングぐらいしたいじゃないか!!



「ペアリングくらい、いいじゃない。ほら。あたしたちも、2本つけてるんだよ。」



清水の左手薬指には、なるほど。少し幅が広めの指輪に寄り添うように、細い指輪が重ねづけされていた。同じく、柳井の薬指にも2本の指輪がはめられている。



「こっちの細い方が、付き合っているときに、准さんがプレゼントしてくれたペアリングで、太い方が結婚指輪なの。ペアリングをくれたのが凄く嬉しかったから、今でもつけてるの。」