頭上を見上げると、ゆっくりサメが通り過ぎた。 俺と珠利ちゃんの身体に、影を落としてゆく。 「たかさん。こんなに素敵なところに連れてきてくれて、ありがとう!こんなに素敵なところは、初めて!!」 なんて俺を見上げたりする。 あぁ…。抱き締めたいな。出来ればキスなんぞ。 何度キスしたって、抱きしめたって、珠利ちゃんとだったら、新鮮で嬉しいんだ。 二度とは同じキスなんて出来ないのだから。 その一度一度をしっかり覚えていたい…。