「及川さん、あたしね?この旅行中に及川さんとお揃いのものが欲しいの。キーホルダーでもストラップでもなんでもいいから。いつでも及川さんと一緒に居たいの。…ダメ、かな…?」 俺の顔を覗き込んで、急にそんなことを言い出す珠利ちゃん。 思わず、急ブレーキをかけて車を停めた俺に、びっくりした後続車がクラクションを鳴らして通り過ぎていく。 「どうしたの…?おいか…」 勢いよく、珠利ちゃんを抱きしめた、俺。 「ずっと、ずっと!ずっと一緒に居よう!!」 言葉は、口をついて出てきた。