「ねえ、樹里ちゃん、俺と付き合ってよ。」
「え?嫌。」
「何でよ。」

「暴走族の総長と付き合うとかめんどくさそう。」
「はっきり言うね。昔から強気だよね。
そんな樹里ちゃんが好きだったんだ。樹里ちゃんを守れるぐらい強くなりたいと思った。」
「そうなんだぁ!
守ってくれてありがとう。
でも、付き合うのは、嫌。」

「じゃあ、付き合いたいと思うまで、頑張る!絶対、樹里を好きにならせてやる!」
「はは。」